三重県を中心とした東海地方で、介護施設様・障害者施設様にお食事を提供しておりますオーケーズデリカと申します。
お食事は冷凍や常温ではなくクックチルという方式でお届けしており、パックした献立を主に自社便で配達しています。
ところで、聞き慣れない方も多いかと思いますが「クックチル方式」って、なんでしょう?
おいしくお届けできるひみつ *クックチルとは?*
クックチルは「お料理=Cook + 冷やす=chill」という2つの単語を合体させた言葉です。
クックチルは、1969年にスウェーデン北部のナサという町にある国立病院で、栄養管理のスタッフが食品保存にもっとも適した温度帯を発見したところから始まります。
その4年後には食品をパック詰めにする技術が開発され、最適な温度帯との組み合わせによって保存技術はさらに発展しました。
イギリスでこれらはシステム化され、商品として市場に出ることになります。その後ますます技術開発が進み、イギリスで普及したあと現在ではアメリカ他数カ国で導入されています。特にアメリカでは実態調査対象となった病院施設の70%以上で採用され、運用実績があるとのことです。
クックチルとは、調理したお料理を急速に冷却することにより安全性を確保し、おいしく食べられる期間を延ばす、まるで魔法のような技術です。
オーケーズデリカでは、おおむね下記のようにクックチルによる調理・保存手順を定めています。
① お料理を調理
②細菌が繁殖しやすい温度を素早く通過させるため、出来上がったお料理を急速冷却して中心温度を一気に下げる
③中心温度が下がったお料理をパックに詰める
④パックの中の空気を極限まで抜く(脱気処理)
⑤お料理のパックは冷蔵倉庫にて一旦保管
⑥冷蔵倉庫内にてお取引施設様ごとに保冷ケースに仕分けし、冷却温度を上げないように迅速にお届け
おいしさのわけ *スマイルパックが選ばれる理由*
クックチルは冷凍保存ではありません。中心温度が1~3℃までに保たれた低温下で、お料理の柔らかさ・なめらかさ・ほっこり煮上がった煮物の歯ざわり等、作りたての食感をそのままお届けいたします。
また、冷凍・解凍による味の劣化を防ぎ、冷凍焼けなど素材が傷む心配もありません。
お召し上がりになる場合は、湯せんや電子レンジの温めだけでOK! 手間なくすぐに、作りたてのお料理のおいしさと香りをご提供できます。
■衛生面はどうなの?
オーケーズデリカの食品製造技術はHACCPというアメリカのNASA発祥の厳格な食品管理基準によって運用されており、細菌の繁殖や異物混入を防ぎコントロールしています。HACCPによる基準を厳守して管理運用している調理製造工場にて、材料選定から調理・パック詰め・調理製造ラインの洗浄に至るまで、徹底的に品質管理を行いお客様のお食事を調理しています。
■お料理の味や栄養バランスは?
オーケーズデリカの調理・製造部門には元ホテルシェフや板前さん経験者が多く、おいしさには自信があります!
栄養面におきましても、介護福祉給食の経験者を含む管理栄養士9名、栄養士2名が在籍しています。食材選定から献立立案、調理指示までを担当しお客様の健康をサポートいたします。
管理栄養士が作成したおいしさと栄養バランスを両立した献立を、HACCP基準で管理された環境でプロの料理人が調理し、クックチル方式でパックした商品。それがオーケーズデリカのスマイルパックです。
お料理のお味や栄養を損なわず、施設ご利用者様においしく温かいお料理を簡単にご提供いただけるスマイルパックを、ぜひご検討ください。
まずはご試食から、お気軽にお申し付けください。
下記フォームからご一報いただくか、お電話でもお問い合わせを承ります。
ご試食お問い合わせフォーム■https://smilepack.jp/request/
お問い合わせ・お申し込みを、心よりお待ち申し上げております!
※参考文献:廣瀬喜久子「クックチルシステムの現状と将来」1-6P 日本食生活学会誌/9巻 (1998-1999) 3号-1998/12/31発行 https://doi.org/10.2740/jisdh.9.3_2